DN_TICKER Ver0.1 for MT4 マニュアル
本記事は私ダニエルツールスが配布するMT4用インディケーター DN_TICKER ver0.1の取扱説明書となります。
DN_TICKER Ver0.1の紹介
DN_TICKER Ver0.1(以下TICKER) はβ版で、DN_MAFM2、MAFCD2に試験的に添付し配布します。すでに同じようなインディケーターが存在すると思われるので販売や一般公開は考えておりません。また予告なく開発を終了する場合があります。
TICKERはその名のとおきMT4がブローカーから受信するTICKデータをチャートに描きだします。
以下はCFD225の1分足にTICKERを表示させたチャートです。
TICKERでは、TICKデータつまりなんらかの売買が成立する度に送られてくる価格とその量から値動きの方向性を示すチャートを描きます。
チャート分析で取引量、すなわち出来高を参考にされる方は多いかと思われますが、TICKデータは出来高に似たような物であると考えて良いでしょう。もちろん別物ではありますが、似たような結果が得られます。
上記のチャートの下段がTICKERで、それぞれのインディケーターの意味は以下のとおりとなります。
青バー | 買われたTICKのカウント |
---|---|
赤バー | 売られたTICKのカウント |
矢印の位置 | TICK量の過去3本分の平均値(パラメーターで変更可能です) |
矢印の方向 | 最後のTICKの方向 |
使い方は単純でパラメーターも、TICKの平均値を求めるための「Tick smoothing term」のみです。
本インディケーターはブローカーから最新データが送られてくると動作します。したがって過去のチャート分は描きませんのでご注意ください。
本TICKERの便利な使い方を思いつくスキャルピング系のトレーダーの方など向けです。みなさんそれぞれ使い方を工夫し、普段のトレードに役立てていただければと思います。
注意点.
本インディケーターで表示するシグナルは売買を示すものではありません。すでにある程度のスキルを持った中級以上のトレーダーが、ポジションを取る際の補助的な指標として活用されることを想定して開発しています。売買シグナルを求める方は購入を避けていただきますようお願いします。
制限事項
本インディケーターの使用にあたっては、以下についてご了承ください。
- 本インディケーターのサポートは一切行いません。
- 本インディケーター、付属するドキュメント等のすべての権利は作者に帰属します。他の者は本作品の一部または全部を作者の許可なく加工、複写、再配布することを禁じます。
- 本インディケーターの逆コンパイル、解析等することにより、作者の権利を侵害することを禁じます。
- 本インディケーターを用いることにより発生した損害等については一切保証いたしません。利用者の自己責任の範囲内においてご利用ください。
- 本インディケーターはWindows10+MetaTrader4の組み合わせで動作確認しております。他の環境での動作は保証いたしません。
TICKERのインストール
ダウンロードしたファイル「dn_ticker_v01.ex4」をMT4の「Indicators」フォルダにコピーします。MT4の「ファイル」メニューをクリックし「データフォルダを開く」を選択してください。
エクスプローラーが開きますので「MQL4」フォルダをクリックすると「Indicators」フォルダが現れますので、このフォルダに「dn_ticker_v01.ex4」をドラッグしてコピーしたなら、エクスプローラーは閉じてMT4に戻ってください。
続けてMT4のナビゲーター内にある「インディケーター」を右クリックし「更新」を選択すると「dn_ticker_v01」が現れます。表示されない場合はただしくコピーされていない可能性がありますので、前項の操作を再度行ってください。
TICKERの起動
「dn_ticker_v01」を起動するにはナビゲーター内の「dn_ticker_v01」をチャートにドラッグします。