ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年2月26日の225予想

おはようございます。今日の東京地方は雨空です。季節の変わり目の雨ですから、これからいっそう暖かくなりますね。

 

さて、昨晩の米国市場ですが、やはりというか下げました。ダウは879ドル安。25、26日で1900ドルの下げは久しぶりに大きな下落です。ナスダックも年初来安値まで下げていますから、市場のセンチメントはかなり悪くなっていることでしょう。

 

そして我らが日経225ももちろん売られてCFDで21905と22000を一瞬割り込みました。現在は22142あたりで推移しています。

 

ではチャートチェックです。ただいま07:45です。

 

まずは日足から。

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日足では昨日つけた大陰線に反発しようとする動きで下ひげ、その反発を抑える形で上ひげが出ています。これは方向性に迷いがあることを示していますが、60分足などで見ると今回の場合は上げてきたところを抑え込んでいますから、これは売り方の勢力がまだまだ強い証拠です。今回の下落は一方的に売られている感じがしますので、市場が納得するまでは底打ちしないでしょう。

 

モメンタムでは完全に下向き継続。乖離チャートでも陰転サイクル推移中で、ここから反転するにはもう少し時間がかかりそうです。

 

ただし東京時間はいつもの値動きで、前場は反発しようとする動きが入るかもしれませんが、今回は2日間で1500円幅の下げとなれば、それなりに投げられる可能性が高いです。

 

 

では60分足を見てみます。

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昨日の東京時間でせっかく切り返したにもかかわらず米国時間で崩されています。日本株がいかに米国に依存しているかが良く解ります。こちらもモメンタムでは売られ続けており切り返しのシグナルは出ていません。それでも乖離チャートで底打ちっぽい形にはなっていますから、東京時間で多少の反発があることでしょう。あまり期待はできませんが。

 

そして15分足を見てみます。

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昨日13:30で売りシグナルが出たあとはずるずる売られ、米国時間で売りが強くなっている事が見て取れます。現在はモメンタムでいったん切り返しの動きですが、これがどこまで続くかです。乖離チャートでも米国時間でいったん底打ちしてますから、ここからは上限レンジを目指した動きがあるはずです。しかしレンジは狭いのでそれほどの戻りは期待できそうもありません。

ただし現在の官製相場は、突然反転するような動きもありますので、売りも買いもなかなか危険な感じもします。ポジションはできるだけ軽くして基本は様子見姿勢が良いでしょう。

 

本日も厳しい地合が続きますが今日も一日生き残りましょう。

 

17:15 追記

今日も一日おつかれさまでした。また反省会です。

60分足からみてみましょう。

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予想通り、また昨日と似たような動きとなりました。寄り付き前は買いが入り、寄り月後こそ弱さを見せてきたものの、11時になると大きめの買い動意が入り22473の高値を取った後いつも通りにボックス入りします。

 

この動きによりモメンタムは弱々しくですが底打ちしていますが、やはり東京時間が終わると売りが入ってきています。乖離チャートでも陰転サイクルに向かいつつレンジが狭まっています。この後米国時間で方向性が出ると思いますが、この状態からはやはり先を読むことができません。米国時間までは弱々しく売られ続ける冴えない値動きとなるでしょう。

 

次に15分足を見てみましょう。

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15分足を見ても60分足と変わらない印象です。11時からの切り返しはどうやら年金系が買いに入ったらしいとのことです。昨日以下のような報道がありましたし、先週ちょうど年金系が米債を購入したらしい観測もありましたから、タイミング的には可能性があります。

 

www3.nhk.or.jp

 

この後の動きについても60分足と同様で予想が難しいのですが、とりあえず米国時間待ちといったところです。

 

しばらくは激しい値動きの地合になるかと思いますので、慎重なトレードを心がけましょう。