2020年2月28日の225予想
おはようございます。今日の東京地方、肌寒いものの晴れ渡った気持ちの良い朝です。
さて、昨晩の米国市場は3日連続の大幅下落となり、株式市場の天気は優れない様子です。ダウは1190ドル安、日経平均先物も21650まで下がり、さらに先ほどのCFDでは21192まで下落しています。
Oil -11.8%, Dow - 11.1%, S&P500 -10.8%, Nasdaq-10.6%.
— ForexLive (@ForexLive) 2020年2月27日
Apart from that, how's your week going? https://t.co/3kT1JkqMOd
報道などでは米国で新型コロナウイルスの感染者が33名新たに判明したことが原因となっています。また一部のトレーダーによる売りで下げたとの報道もあります。
急落の犯人は16兆円売りのトレーダーhttps://t.co/6thSIb7jc9
— 岡元兵八郎 (@heihachiro888) 2020年2月27日
因果関係ははっきりしませんが、いずれにせよ下げていることは事実です。
ではこれらを考慮しつつチャートをチェックしましょう。
ただいま朝の07:45。まずは日足から。
2月25、26日と調整が入って27日に長大陰線がでた形になっていますが、日足でここまで崩れるのもなかなか無いケースです。モメンタムは当然のように下向き、乖離チャートでも下限バンドを突き抜けています。おそらく乖離チャートのバンドは明日さらに広がることでしょう。
21500、21300の節を破っており次の目安は20700、20300。いったんの戻りか調整があっても良いのですが、どうなるかは良く解りません。
では60分足を見てみます。
昨日東京時間の後場で支えが入りなんとか下落を食い止めていたものの、クローズしてから売られ、米国時間寄りでもいったん売られたもののやはり買い支えが入り、今度は米国時間クローズで再度売られてのパターンです。現物が停まると売られる仕掛けの下げではないかと考えます。
チャートではモメンタムに乗ってきれいに下がっています。シグナルも下げ点灯のまま。乖離チャートはバンドがうまく広がっている状態。現在陰転サイクルですから、いったんの戻りは期待できます。例によって東京時間は買い支えが入ることでしょう。
変化点は見えませんし、乖離チャートのバンドタッチもまだ見えていませんので、こちらも予測はできない状態です。
次に15分足です。
先ほど60分足で解説した動きがさらに詳しく読み取れます。昨晩18時から米国時間まで一直線に下がっています。これは機械的に売られている場合によく見られるパターンで、個人的にアルゴ売りの形とみてます。米国時間の上げは人為的なもの、クローズからの下げはパニック売りかと思います。
チャート的には60分足と同様。モメンタムで15、60分足共に陰転サイクル延長の形になっていますので、もうしばらく売りが続くことでしょう。
本日の動きとしては、警戒レベルを最大限にして、なるべくポジションは減らして様子見に徹するべきです。
では今日も生き残りましょう。
16:35 追記
本日もおつかれさまです。今朝方予想したとおり、かなり厳しい一日となってしまいました。今日一日の値動きについての反省会です。
まず60分足で確認です。
寄り前の大証タイムこそ少し抵抗のある動きでしたが、東京市場がスタートするとともに間断無い売りが入ってきました。モメンタムを見ていただくと解りますように26日からの売りが続いています。東京市場引け後の現在は若干の反発が見られるものの、欧州スタート前の空白時間ですからあまり当てにはなりません。モメンタムから若干下に乖離しているので、単純に戻しているだけのテクニカル的な動きでしょう。
乖離チャートでは陰転サイクルからそろそろ戻しても良さそうな雰囲気があります。
15分足を確認しましょう。
この記事を書いているうちにテクニカル的な反発のターンが終わりかけている状態です。ただしモメンタムは底打ちで上のシグナルが点灯しました。おそらくこれは下げが一段落して揉み合いに入る事を示すシグナルではないかと考えます。
乖離チャートは陽転サイクルに入ろうとしていったん失敗した形になっています。これが今後どのように影響するでしょうか。
15分足ではモメンタムの陰転サイクルが反転しそうな雰囲気にも見えますが、もしこれが失敗するとトレンド延長となり、現在の陰転サイクルと同じ価格差で下げる可能性が高くなります。ここから米国時間までの値動きには注意が必要です。
また今日は月末、週末の金曜日です。週末の土日でどのような材料が出てくるか予想できません。月曜日は500高、500安どちらもありえますので、持ち越しのポジションはなるべく控えた方が良いでしょう。
相変わらず警戒体制のままにしたいと思います。