ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年9月23日の225チャートチェック

おはようございます。今日の東京地方はあいにくの曇り空。気温21度ですっかり秋の雰囲気が来ています。この4連休、みなさまはどのようにすごされたでしょうか。私は趣味の武道の稽古ざんまい。毎日汗だくになってました。

 

さて連休中の海外市場ですがけっこうな動きがあった模様で、NYダウは27288と28000を再び割っています。昨晩の米国、欧州市場で若干の戻りがあったものの、NYダウは21日の夜間取引で26700割れを試し、$1000を越える下落となりました。今回の下落についてはもみあげさんがブログでまとめていますのでご参照ください。

www.momiage.work

 

さて東京市場も21、22日と休場でしたが、CMEやSGXは動いていましたので休日でも値付けはされていますので、それらの動きを踏まえてチャートをチェックしましょう。ただいま07:55。15分足からです。

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すこしスケールを広げて21日からの値動きを表示させています。21日の日中は東京市場が休場のため小動きで、ダウ先などの海外指標に連動する形で動いていましたが、欧州時間の始まる16時頃から急落。米国時間が始まってからも下値を探っています。原因はさきのもみあげさんがブログで書いていたとおりです。その後は短期のリバウンドが入り再び揉み合ったのち、値を回復している最中となります。

 

モメンタムリボンは陽転、移動平均も陽転サイクル。ただし乖離チャートは上限バンドタッチからの折り返しです。おそらくですが、本日の東京時間はこの休日の下落を織り込んでいないので少し興味深い動きとなるでしょう。東京時間寄りからはいったん売りが出たのちに新しい方向性がでると思います。ちょうど現在が変化点のため、ここからの動きには注意しましょう。

 

ただし、当然のように18日の引け値から大きく下げていますので、公的資金による買い支えが入って来ますので、下げたとしても値を持ち直す場面があります。

 

すこし難しい動きになるかと思います。

 

60分足です。

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15分足でスケールを広げたため、60分足では特に見るべきポイントはありません。225でも700円近い下げで、久しぶりに大きな値幅になりました。とはいえ、3月の値動きを見ていますのでそこまで大きい値幅には感じません。もちろん感覚が麻痺しています。

 

ちょうど現在変化点を推移しています。おそらくここから上抜けは難しいと思いますので、若干上下の後は再度23000を試す動きとなるでしょう。

 

日足です。

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日足はやっと崩れて24日線を明確に割っています。ただし戻りもそこそこ強く、ここ数ヶ月のパターンで崩れてもすぐに買い支えが入って来ます。株価が崩れることで、多方面に経済的なダメージを与える可能性が高い現在、各国政府・中銀もそれなりに対応しているのでしょう。

 

チャート的にはこの後調整ですが、おそらくまた買い支えが入り大きく崩れることはないのかもしれません。

 

現在の状況についてグローバルマクロ・リサーチ・インスティチュートさんが記事を書いていますので参考にすると良いでしょう。

 

www.globalmacroresearch.org

 

それでは今週も生き残りましょう。