ダニエルのテクニカル分析

先物・為替のテクニカル分析について考えます。同名の仮想通貨投資家の方とはまったくの別人です。

2020年6月10日の225予想

おはようございます。今日の東京地方は晴れ。気温24度。そろそろ梅雨入りです。

 

昨晩のNYダウは-300、27272と久しぶりの調整です。しかしNASDAQは場中に10000ポイントを超え最高値を更新しています。下げた原因ははっきりとはしませんが、以下の報道が流れたあたりから円高となっている点が気になります。そして今晩はFOMCでパウエル議長による会見が行われます。

 

 

jp.reuters.com

 

また以下のような面白い現象が発生しているところにも注目です。昨晩のNYダウが下げているのにNASDAQが高値更新するなど、まさに金融バブルの最中であることが解ります。

 

では本日もチャートチェックです。ただいま07:50。まずは日足から。

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さすがに頭を押さえつけられて昨日の陰線で少し雰囲気が変わりました。ただし後半買い方の反発もあり下ヒゲを引いていますので、まだどうなるかはわかりません。ここから6日線を明確に割るなら、長かった上昇トレンドもいったんの休憩に入るでしょう。

 

緑の先行線はあいかわらず穏やかな変化点の存在を示しており、乖離チャートでも上限レンジからの反転ですので、このあとは一旦調整となるはずです。

 

ちょうど今晩がFOMC、そして明後日がMSQとなりますので、タイミング的はちょうど良い感じもします。

 

60分足です。

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5日の雇用統計発表後の高値からおだやかに下落トレンド入り。昨日寄り付き前に入った買いは一時的な思惑だった模様です。そして昨晩17時で安値をつけてからは買いのフローが入り続けています。昨夕欧州時間での売りは1時間ほどで300強となり、久しぶりに強い売りを感じましたが、その後が続きませんので、どこかのファンドが株式を処分しようとした売りだったかもしれません。

 

先行線を見るとちょうど今が変化点でモメンタムリボンが反発していますので、このままの動きが東京時間に繋がるでしょう。ただし強く上昇するわけでなく、おそらく揉み合いで、乖離チャートが上限バンドをタッチしていますから、まずは軽く売られたのちに居場所をみつけて値動きが無くなる感じでしょうか。

 

イベントを控えた水曜日ですから、それほど大きな動きにはならないと思います。

 

15分足です。

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昨晩17:45で安値から反転したのち短期の上昇トレンド入り。0時過ぎに陽転サイクル入りです。オセアニア時間でもこの動きを引き継いでいますので、まだ買いのフローは入ったままに思えます。ただし先行線が若干変化していますので、これを受ける形で頭の重い動きになるでしょう。前場で23000を明確に抜けなければ軟調な動きになると思います。乖離チャートでも揉み合いの形です。上限バンドタッチですから寄り付き辺りは少し下方向の動きがでるでしょうか。

 

現在の短期上昇トレンドがどの程度続くのかに注目です。最近の値動きを見ていると、短期のトレンドが1~3時間程度でコロコロ切り替わる印象がありますので、一方向だけに乗って行くのもなかなか難しい感じがします。

 

それでは本日も生き残りましょう。

 

 

 

 

*1:O(*・ิω・ิ*)O